住まいの空間を模型で検討
住宅を設計する中で、模型をつくり、空間を検討することがあります。
模型で検討って何を検討するのですか?と不思議かもしれませんが、
立体で見ることで確認できることがたくさんあります。
光の入り方や、空間の立体的なつながりやひろがりなどを知ることができます。
また、外観は以外と立面図だけでは分からないものです。
私たち建築家に依頼すると、平面だけでなく、立体的に空間を検討しながら設計をすすめていきます。
住宅を設計する中で、模型をつくり、空間を検討することがあります。
模型で検討って何を検討するのですか?と不思議かもしれませんが、
立体で見ることで確認できることがたくさんあります。
光の入り方や、空間の立体的なつながりやひろがりなどを知ることができます。
また、外観は以外と立面図だけでは分からないものです。
私たち建築家に依頼すると、平面だけでなく、立体的に空間を検討しながら設計をすすめていきます。
最近は朝夕は冷え込み
だんだんと冬らしくなってきました。
家づくりで頭を悩ませるのが
冷暖房設備。
最近ではエアコンだけでなく
パネルヒーターや蓄熱暖房、床暖房など
様々な種類があり省エネ性能も様々。
どれがよいのか?
判断が難しいところです。
今回はかなり特殊ではありますが
薪ストーブをご紹介。
最近の設備では性能がよくボタン一つで
温度、湿度、タイマーなど調整可能ですが
薪ストーブはもっとも原始的な火で暖をとるという
暖房スタイル。
火を眺めながらのゆったりと流れる至福の時間を過ごす事ができます。
現代に生き急ぐ私たちに大切なもの
を教えてくれるような気がします。
プラスして!
オーブンを利用するとローストビーフやチキンの丸焼きなんかも
作れてしまいます!!
薪で焼き上げた料理は美味しさも抜群ですよ。
一級建築士事務所 ケンソウアーキテクツ 犬走 さとし
縁の下の力持ち 通気胴縁。
木造住宅を建てるときの工法のひとつに外壁通気をとる工法があります。
その外壁通気をとるための部材のひとつに通気胴縁という部材があります
建物躯体と外壁材の間に、空気が通り抜けられるよう部材を施工します。
写真の白いシートの上に取り付けている部材が通気胴縁です
空気が通ることで、壁体内の湿気が排出され、内部結露の防止、
断熱効果、また、建物の耐久性能にも効果があります。
それ以外にも外壁目地など経年劣化による
水の浸入があった場合の排出路にもなります
しかし通気胴縁も空気の通路を遮断するような施工では意味がありません。
ただの下地部材かと思われますが重要な役割をになっています。
細かな部分でもしっかりした計画、施工が家づくりには大切です。
洗井設計 洗井慎太郎
住宅の壁や屋根には現場発砲の硬質ウレタン吹付断熱を採用することが多いです。
グラスウールと比較して金額は少しあがるのですが、 責任施工で行うので、
施工品質が安定していて、断熱性能がよく、気密にも効果があります。
木造の壁であれば105mm角の柱内に100mmほど、
屋根は特に太陽の熱を受けますので、160mmほど吹くのが良いと思います。
断熱材は断熱を入れる箇所によって、外断熱や内断熱と分かれます。
断熱材の種類もたくさんあり、
グラスウールのように細かな繊維内に空気を取り込み断熱するものや
今回紹介しました現場発砲硬質ウレタンフォームのように細かな気泡に空気を取り込み断熱するものがあります。
本当にたくさんの選択肢がありますので、難しいのですが
いろいろと調べてみるのも楽しいものです。
近年、子育てを考えリビング階段を要望されるお客様が多くなり、
住宅でも階段のデザインが求められる様になりました。
階段には、直階段、曲がり階段、螺旋階段などがあり、それぞれに一長一短があり、
スペ-スであったり、進入方法などで、どの階段が良いかセレクトしていきます。
例えば、直階段は、上階への運搬に○だが、設置する長さが必要であったり、
螺旋階段は、設置スペ-スが少なくて良いが、上階の運搬などが×であるとかあります。
また、家族構成でもデザインが変わってきます。大人の構成であれば、大胆なデザインが可能ですが、
小さいお子様がおられる場合は、転落防止も考慮しなくてはなりません。
下の画像の左の階段は、スチ-ル製でかぎ型に折り曲げ、壁より片持ちで持たせた
軽やかな階段になっています。手すりは、お客様の家族構成が、大人の構成となっていますので、
スチ-ルパイプ一本のデザインとなっています。
真ん中の画像の階段は、片側のみスチ-ルのササラ(階段ケタ)を使用し、踏み込み部分は、
木を使っています。
一番右の画像の階段は、両側をスチ-ルのササラを使用し、ササラを階段型に加工した物です。
もし、機会がありましたら、是非、設計者と一緒に階段を考えて楽しんで下さい。
Building Information Modeling(ビルディング インフォメーション モデリング)のことです。今までにも3DCADはありましたが、BIMは、パソコンに3次元の建物のモデルを作り、データ段階から意匠設計・構造設計・設備設計が、共有した情報で検討することが出来るようになります。また従来工事と並行しておこなっていた施工図などの職方の検討事項もあらかじめ計画することが出来ます。つまり、工事にかかる前に施工上の納まりや工程の確認をすることになるので、工程管理やコスト管理が向上し、出戻り工事が減少します。もちろん3次元のデータですから、デザインの検討にも使えます。
実際の工事が始まると、工事の進捗状況や次の工程の段取りなど円滑に進めるだけでなく、各工事の職人さんもデータを共有すると、事前にどのような工事をすればよいのか把握できスムーズに工事が進みます。
さらにBIMの解説を読むと、工事完成後の維持管理や建物運用にもこのデータは役に立つようです。
諸外国は進んでいるようです。アメリカ・フィンランド・ノルウェー・イギリス・シンガポール・韓国などで普及しているそうです。
住宅の規模ではなかなか導入されないかもしれませんが、日本でも公共建物で導入されていくのでしょう。
設計事務所の仕事内容は一般的に建物の設計図を書き、空間のデザインをすることと それに伴う申請、工事が始まってからは図面通りに施工がされているかのチェックを 行うことが基本的な業務となりますが、他にも様々なことを行いクライアントの サポートを行ってます。今回はそのひとつである「見積減額案」ご紹介させていただきます。 施工業者(工務店)さんに見積書を作成してもらいその内容に間違いや問題がないかを 確認するのはもちろんですが、そこからクライアントの予算に合うようにするために いろいろな方法の提案を行います。計画や材料、工法の変更でどのように費用が 抑えられるかのアイデアを出し、どのように計画を進めるかを選べるようにします。 こだわるところはごだわりながら、思ったより費用がかかるところは取りやめたりで 内容を確認して費用アップをする方もいれば、予算内までしっかり減額内容を選んで 進める方もいます。費用を明確にしながらクライアントに合わせて納得いく住まいづくり をすることが大切だと思います。実際に私が提案した住宅での減額案では、同じ間取りで 数百万円から時には一千万円以上の減額案になることもありました。 計画の内容にもよりますが、幅広くいろいろなことが選べるというところが設計事務所で 住まい計画される方にも役立つのではと思います。
窓のディテールは美しく、機能性も満たすことを心がけています。
日照や日差し、風をうまくコントロールし、快適に生活できるよう、様々な工夫をしています。
美しさだけでも、機能だけでも、気持ちの良い空間とならないので
美しさと性能の間で、いつも頭を悩ませながらデザインしています。
住宅の足下を支える基礎
基礎の種類は大きく分けて3種類
島状に柱等を支える独立基礎
線状に壁を支える布基礎
この写真のように面で支えるベタ基礎
それぞれに特徴がありますので
場所によって基礎形状が決められます。
近年の木造住宅では大部分このベタ基礎とする事が多いです。
基礎は鉄筋とコンクリートで造られています。
この写真に写っている鉄筋。
コンクリートが打上る(流し込まれる)とまったく見えなくなってしまいますが
この鉄筋の配置が家を支える為に重要な役割を担っていますので、
太さや配置などがとても重要。
建築家との家づくりではこういった重要な部分をお施主様に替わって
設計士がチェックします。
勉強やスポーツなどでもそうですが…
家も同じように基礎。とても大切な部分です。